日本の景気や時代を映す街、銀座昼は世界中の観光客でにぎわい、夜は企業のトップをはじめとした一流ビジネスマンたちの社交場として、数百もの高級クラブが光り輝く。今回は、そんな夜の銀座で22年、高級クラブを経営してきた“銀座のママ”、白坂亜紀(51)の仕事に密着。客の心をつかむ色気はもちろん、秘書のように立ち回り、ビジネスマンの商談をサポートする心配りの数々など、クラブの平均寿命が5か月ともいわれる銀座で生き抜いてきた手腕に迫る。さらに、銀座で「生きる伝説」と称される、“文壇バーのママ”、園田静香も登場。銀座で半世紀、店を守り続け、名だたる作家や漫画家たちをとりこにしてきたその魅力を、今なお常連だという北方謙三氏、大沢在昌氏が語る。